タカヒロ足立の東京湾　　　　　ソルトウォーター外伝

東京湾：怪獣シーバス捕獲ツアー

初冬から年明けまで、東京湾恒例の怪獣サイズのビッグシーバスツアーに行ってきました。
この釣りは、１１月中ごろから１月いっぱいぐらいまでの怪獣シーバスのパターンということですが、
今年は時期が少し早く１０月の中旬頃からすでに怪獣シーバスの群れが入ってきており釣れていました！！





早朝、まだ真っ暗闇の中、夜明け前から集合した釣り仲間。
シーバスチャーターボートで、夜明けからお昼までの遠征ロングコース。

もし、釣れればスーパービッグサイズが望めるこの時期。
目指せ「自己記録更新サイズ・９０ｕｐを捕獲しちゃいましょう！！」大きな目標を掲げていざ出航！！！
（今回は、“新山下　アイランドクルーズ”　遠藤キャプテンにご案内してもらいました。　）


スロースタートもまずまず
　　トップからミノーから、バイブれーーショーーン





前評判では、「ＲＵＤＯＲＡ、魚道１３０」などをロングキャストしたビッグミノーイングが中心の攻め。
さらに、加えて、コノシロという大型ベイトを捕食しているのでビッグベイトなんかもいいかも！！
そんな、ダイナミックなルアーを使用する、怪獣シーバスのビッグルアーパターンフィッシング。


まずは、こだわりのビッグミノーイングで船中探りを入れながら怪獣シーバスのバイトを探っていく。
すると、シーバス名人並みの少年がＫ－ＴＥＮのデッカイミノーで７０ｕｐをまず捕獲！！　この頃７：００。


ビッグシーバスハンター少年は、バシバシとシーバスのバイトをリズム良く誘い、
「やっぱ、朝はトップでしょう～♪」ということで、バス用の大型トップウォーター・ＥＧシャワーブローズを投入。

しばらくして、潮目の間をボシュボシュ泳がせると・・・
いきなり「どっかーーーーーーーーーん！！」と強烈な水しぶきがあがる！！　テンションもＭＡＸ！！
だけど、乗らない。なぜだ。


それから、再び１時間後にシーバスヘタっぴの私が、ＲＵＤＯＲＡで６０ｃｍクラス。
さらに一時間・・・その後は、攻略法が掴めないまま、時間だけが過ぎていく・・・

果たして怪獣シーバス狩りの突破口はいつ開けていくのだろうか？
チェイスも少なく、さあ、ここが正念場といったところ。
すると、長谷川さんが禁断のアンダーウォーター・バイブレーションでナイスサイズをＧｅｔ！！！



禁断のバイブレーション炸裂劇！！！

果たして、これが突破口になったのか？？？
少しレンジが深い怪獣シーバスは、ある一定層をルアーを泳がせるといきなり下から突き上げてくる。
それは、ＲＵＤＯＲＡより深く、バイブレーションの一定層のレンジキープがこのタイミングではＧｏｏｄ。

船中、すかさず、みんなバイブレーションへシフト。ただ、１人を除いては。
すると・・・間髪居れずに、ビッグバーーーーイト！！！！！




バイブレーションに、どっかーーんと来たのは８０ｕｐのブリブリサイズ。





巨大ベイト、コノシロを丸飲み！！





３０分後に、再び８０ｕｐを追加！！




バイブレーションがうなっていますぜ～。




さらに、さらに、バイブ、バイブ、バイブ。
そして、この時、より有効なカラーがゴールド×ちょいオレンジ系に好反応することが判明！！
水の色が少し濁っており、コノシロも暖色系のような気がして、バイトがゴールドに集中する。


その後は、当たったり、ばれたり、惜しいシーンが数回あってもう一押し。
緊急アクシデントもあったり、ネットインアクシデントもあったり、
海底に落ちたロッドをメタルジグで拾うという神業的な超感動とおもしろいシーンが続く。
でも、魚はキャッチできずに。。。。そして、もう、実釣り終了間際になる。状況は、潮止まりに。


ドラマは終了間際、９回裏

それまで、中型２匹のおとなしく釣りをしていた？
私がバックシートで水面観察、水中観察しながら、もくもくとキャストを続ける。

船中、諦めムードが続き、もうこれまでか・・・・・と思いきや、最後まで諦めない。
野球は９回裏からチャンスが広がるが、まさに、前日の日本シリーズも９回裏から大逆転。
慎重に慎重に、集中しながら、怪獣シーバスの動向を探っていくことにした。


めんどうながらも、ちょっとづつルアーのカラーや、色をチョイスして針を変えたりする。
この時、ゴールド系のバイブレーションにアタリが集中しているが、
怪獣シーバスは、本当はビッグミノーが一番確率が高く、効果的であるというキャプテンの話を聞く。
もうちょっと潜って、色はゴールド×オレンジ系なら、コレしかない。しかもバス用でバスの針。なら海用に針交換。



再び、コノシロの群れに遭遇して、ある一定の法則を試すと・・・バイト！！
しかも、巨大怪獣シーバスが群れで追っかけてくる。それも全て８５ｕｐの驚愕のスーパーサイズ！！




揚げてビックリの驚愕の怪獣サイズは、９２ｃｍ！！！
釣り上げた時に、後ろから８５ｕｐが群れでルアーを奪い合おうとするチャイスも！








ＥＧ・フェイスをガッブリ。





ダメ押しの８０ｕｐをさらに追加。




帰路は、風ボウボウで激荒れ、さすがに腰にディープインパクトでした。



　レインボーブリッジ？が綺麗な横浜。












朝の水面爆発！！　怪獣対応　“ＴＯＰ　ＧＡＭＥ”　シーバス


早朝などのマヅメ時に、活性があがったシーバスをキャッチするのには、デッカイトップがいいぜ～♪
ゆったりと海上を泳ぐ「スケーティングタイプ」や、泡を立てながらボシュ！ボシュ！！という「スプラッシュスケーティング」
プロペラ付きでダイナミックな泳ぎの「スウィッシャーローリングタイプ」や、
シングルスウィッシャーで小魚ちっくで暴れている系の「プロペラジャークタイプ」などが、強烈な水飛沫で出ますね。
なかなか乗らないけど・・・・・あの怪獣がバイトした時の興奮は・・冷めやらないぜ！！


エバーグリーン(EVERGREEN） アマゾン
ゆっくりとしたスケーティングタイプ。
フックを大き目のソルト用に交換して水面をスケーティング。






デプス(Deps) ラドスプリンガー
これもスケーティングモデル。
少しスプラッシュ付きでいい感じに水面スケート。






エバーグリーン(EVERGREEN） シャワーブローズ
水飛沫を上げながらボシュ！ボシュ！！
スプラッシュスケーティングタイプでベイトが暴れているアピール抜群！！





まだまだ、シーバスルアーでは対応できないようなアクションをしたルアーがバスにはあります。
トリプルインパクト、メガバスのスウィッシャーＲＡＰＳＴＥＡＫ、ラッキーガニッシュ、ジョイクロなどなど。
まだ、シーバス釣りに関しては未開拓のルアージャンルがあって、やっぱりルアー釣りって奥が深いぜ～。

ビッグミノーイング

今年の途中経過の９０ｕｐは、ほぼ９割はビッグミノー（ＲＵＤＯＲＡ）で釣れていたという事実。
ただ、ナチュラム市場にはルドラのおとい扱いがありませんので、まだ未知数のビッグミノーを集めてみた。


メガバス(Megabass) ＶＩＳＩＯＮ　ＯＮＥＴＥＮ　ＳＷ

去年、６０ｕｐなら入れ食い、船中１００本オーバーをたたき出したこともあるワンテン。





メガバス(Megabass) Ｘ－１４０　ＳＷ

メガバス１４０ｍｍのビッグサイズミノーは、怪獣狩りにかなり使ってみたいルアー





メガバス(Megabass) Ｘ－１４０　ＷＯＲＬＤ　ＣＨＡＬＬＥＮＧＥ






スカジットデザインズ ビーマッチ

スカジェットの巨大ミノー。これも怪獣狩りに使ってみたい。






タックルハウス(TACKLE HOUCE) Ｋ－ＴＥＮ　ブルーオーシャン　シンキングワークス

怪獣シーバスハンター少年が使用していたのは、Ｋ－ＴＥＮのビッグサイズ。
早朝より、７０オーバー釣れましたぜ～。







タックルハウス(TACKLE HOUCE) Ｋ－ＴＥＮ　ブルーオーシャン　シンキングワークス







エバーグリーン(EVERGREEN） フェイス

バス用ジャークベイトルアーだけど、怪獣シーバスへの可能性は計り知れない。
今回は、ルドラより深く潜らせたいと思い、ワンレンジ下でジャーキングをして怪獣がバイト！！
やはり、完全ジャークベイト仕様のミノーなので、使い方とシチュエーションは完璧にマッチングなのか？
針は、ソルト用のスティンガーの太めサイズに交換しましょう。





エバーグリーン(EVERGREEN） モードジャーク　フェイス





バイブレーションプラグ
ビッグミノーイング・ルドラよりワンレンジ下を一定トレース出来るのがバイブレーション。
私達のシーバスフィッシングでは、まずは、上からトップ、ミノー、バイブ、メタルジグとシーバスを散らさないように釣る。
そんな、よくわからない“掟”ですが、本当は内心みんな釣ったもん勝ちだと思っているでしょう。

バイブレーションプラグは、ハマれば根こそぎ釣る事が出来てしまうような気がします。
まさに、大中小乱獲モードにハマる為には、お気に入りのバイブレーションを持っていきましょう。
ちなみに、やはりシーバス最高の実績は“バスディ：レンジバイブ”ですが、ナチュラム市場にはありません。（残念）
ただ、いろいろとバイブレーションも動きごとに開発されているようです。フィールドで試してみたいですね～。




エバーグリーン(EVERGREEN） マービー９０








ハルシオンシステム エヌシコ９６　ＢＭフィン

ＢＭフィンは“バイブレーションタイプ”で一定層を泳がせるのに適している。
そして、ジャーキング、リフト＆フォールでリアクションバイトを誘い「ゴゴッ」一発仕留めましょう。





ハルシオンシステム エヌシコ９６　ＲＭフィン

ＲＭフィンは“ローリングタイプ”で広範囲を直線的に攻めることが出来る。
フラッシング重視なので、スレていたり、クリアウォーターで使用するといいでしょう。





ラッキークラフト(LUCKY CRAFT) ＳＷＩＣＨ　ＶＡＲＩＤ９０（バリッド９０）

バリットの最大の特徴が、リトリーブスピードによって泳ぎが変わる可変アクション。
スローでは小刻みな誘い。ファーストになると一転ウォブリングすることによってシーバスがリアクションバイト！！
ただ、一定の速度でまくのではなく、アングラーが釣れる要素を引き出す「あ・や・つ・る」バイブレーションです！！！
・・・だそうです。ラッキーのバイブレーションプラグは釣れるでしょう。





ラッキークラフト(LUCKY CRAFT) ＳＷＩＣＨ　ＶＡＲＩＤ９０（バリッド９０）ヘビーウエイト







いちおう、コレだけアップしましたが、まだまだシーバスフィッシングをたまにしか行かないヘタっぴの私。
でも、そんな私でもコンスタントに？シーバスを釣る事が出来る優秀なルアー達を紹介してみました。
いろいろルアーを持って、いざ、冬期のブラックバスがオフの時に、海に行ってみてはいかがでしょう？


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タカヒロ足立の「実録・河口湖ヒットルアー列伝！！」